人に自慢ができる仕事です

製造部

プロフィール

大学時代の機械科の教授に勧められて会社説明会に参加。面接を受けた現社長・池永の実直な人柄に惹かれ、入社を決意。1991年に入社

仕事内容

弊社のメインで稼働しているレンタル事業の看板商品となる空中反転吊り装置「写楽」と自動玉外し装置「つる太郎」のレンタルに関する業務を行っています。具体的にはお客様からレンタルの注文が入った装置を点検し、現場へ行って定期点検を行ったり、故障があれば修理を行ったり、万全な状態に整備してレンタルする仕事です。もちろんレンタルのみならず、製作の受注依頼もありますので、お客様のニーズにあうようにカスタマイズして納品します。

特に印象に残っているプロジェクト

大阪の「あべのハルカス」
名古屋の「JRセントラルタワーズ」

休みの日の過ごし方

趣味はサイクリングです。学生時代は自転車のレースにも出場していて、今でも週末の休日に70〜100㎞は走っています。休みがまとめて取れたときは、船橋から山中湖まで200㎞越える距離を8時間ほどかけてのんびりと走っています。

吉永機械は、スーパーゼネコンなど、日本を代表する名だたる大手企業と直接取引があり、大規模建築プロジェクトに参画しています。その一方で、東日本大震災の復興事業など社会的意義の高いプロジェクトにも積極的に携わっています。会社規模は小さいながら設立以来、常にお客様のご要望に応えるカタチで進化を続け、実績を重ねてきました。
私たちはオープンするまで毎日、東京都内にある著名な観光オフィスビルや観光スポット、六本木界隈の高層ビルなど、仕事で携わる現場に通いますが、実は完成したあとは逆に人気が高くなりすぎて、一般人としては足が遠のきがちです(笑)。メディア取材も多数受けて、若者達で賑わいを見せている、一般の人が注目するすごい建築物の工事に携わっているのだなとしみじみ実感しています。

仕事でこころがけていること

お客さまに満足していただける製品づくりと、レンタルサービスにおける整備と質の向上ですね。特に対応に関しては気をつかいます。決められた工程や工期の中で働いている現場監督さんや職人さんのなかには昔気質の気性の荒い方もいて、コミュニケーションが上手く取れず、ときに怒られることもあります。そんな状況でも、お客様と粘り強くコミュニケーションする努力が必要です。たとえば、他業種のサービス業、自動車の販売や百貨店などで対面接客をされている従業員さんの対応を見て、学び、建設現場の職人さんに接するようにしています。取引先であるゼネコンの方々に信頼をいただくことは当然ですが、実際に使用いただく現場の皆様の口コミも大きなポイントになるので、できるだけ好印象をもって、顔と名前を覚えてもらうように心がけ、当社の機械に興味をもっていただけるように、つなげていきたいと考えています。

将来へのビジョン

当社が携わらせていただく案件は、古いものを壊してから新しいものを建てるというスクラップアンドビルドの現場がほとんどです。ここ数年は丸の内ほか、神谷町、六本木、麻布界隈では森ビルを中心にスクラップアンドビルドで新しく街開発を進めています。 仕事は基本的には土・日が休みですが、建築現場は土曜や祝祭日も動いていて、都心部の現場、特に銀座など人通りの多いエリアは夜間にしか工事ができないところもあり、夜中でも機械トラブルが起これば即、対応しなければなりません。土・日や夜間の緊急修理の即時対応があると聞くと、お休み重視の今の若い世代の方は入社を躊躇されるのでは…と危惧しています。
だから今後は、次世代にいかにこの仕事を継いでもらうか、また継いでくれる人を育てるかを考えていかなければならないと思います。取引先のスーパーゼネコンから建設機械の第一人者と頼られる存在になることをぜひ誇りに思ってもらいたいです。

会社の魅力

大きなプロジェクトに関わることができ、仕事の満足感は大きいと思います。一般の人では入れない、大がかりな現場や特殊な現場に入ると特別感でワクワクしてきます。完成後、その場所に行って「ここは当社の機械が建設に関わったのだ」と家族に誇る際は、当社に入社して本当に良かった!と思いますね。
私が携わった「あべのハルカス」をはじめ、「横浜ランドマークタワー」や「東京スカイツリー」など、どなたでも知っている大規模プロジェクトゆえ、確かに責任は重いものの、どんな仕事もある程度のことは自分の判断でやらせてもらえるところも魅力です。バイタリティがある人には、とてもやりがいがある会社だと思います。

求める人材

設計製作を希望する人はモノづくりが好きな人、営業職となるレンタル事業に関しては、それに加えて人と話をするのが得意な外向的な人。個人にいろいろ権限を与えてもらえるので、やりがいを求めている人にぴったりな環境です。
「少数精鋭」で、一人ひとりが活躍するプロフェッショナル集団なので、次世代の方は上司や先輩の仕事ぶりを見て、スキルを盗んでもらえたらと思います。

人材育成

本社勤務の場合は研修制度がありますが、製造事業所でモノづくりをする人は直属の班長の下についてやり方を見て習い、トライアンドエラーを繰り返して技術を習得します。レンタル事業部では、先輩の業務を見て、少しずつ担当させてもらって、5年〜10年かけて知識や経験を積みながら覚えていきます。一人前になれば、瞬時に不具合箇所を見つけ、判断できるようになります。
また先輩社員と一緒にお客様のもとに出向き、名刺交換から始めて、話の仕方や契約まで、現場で一つ一つ学んでいきます。例えば、免許をとり立ての若い社員には、首都高速の乗り方や降りかたまで教えます(笑)。教育は全て手作りでやっている感じですね。

吉永機械がお客様から選ばれる理由

お客様のニーズをカタチにするための小回りがきくこと、そしてニーズにすぐ応えられることです。お客様の漠然とした「こんな工事をしたいから、こんな機械が欲しい」という思いをくみ取って即、具現化するご提案ができることが強みだと思います。

メッセージ

「どんな仕事でも、楽をして稼ぐことができる仕事はない」と部下達によく言っていますが(笑)、どうせ働くのであれば、大変であっても、やり甲斐のある、人に自慢ができる仕事に就いてみませんか。一生どこにいっても通用する高い技術を身につけたい人は、ぜひ当社へ入社してください。